【アナタの事かも!?】転職回数が多い人の傾向3選!!

転職

今まで機械設計・開発・技術分野の職場において、経験年数12年以上、経験社数5社(←多すぎる…)の私が、転職回数が多い人の性格的傾向を解説します!

無駄に転職慣れした結果、組織で働くことが段々と困難になってきました。

このページを開いているアナタも自分の転職回数の多さが気になっているのではないでしょうか?

30代半ばで転職した知人・友人の話を聞いくと比較的短いスパン(1〜2年)で転職を繰り返す人が一定数います。

その知人・友人たちは、それなりに仕事ができて優秀な人たちです。

実体験と知人・友人へのヒアリングから、こんな感じに心境が変化するのでは?!と思われます。

  • 組織文化に合わせるのが面倒になる
  • 転職に対するフットワークが軽くなり過ぎる
  • 投げやりになったり、悪いところが目につく

そんな自分を何とかしたいと思っても、転職してきてしまった以上時計の針を戻すことはできません。

が、これからできることもあります。

それは

柔軟性+成長意欲+今までの経験を活かすこと

です。

これを意識して業務に励み、行動してみて下さい。

それでは各詳細です!

組織文化に合わせるのが面倒になる

どんなにスキルを生かせる業務内容でも、必ず付きまとうのが所属組織と一緒に働く人の変化です。

コミュニティが異なると、コミュニケーションの方法が違ったり、相手の伝えたいことの意図を理解するのに一定の時間が必要と感じます。

同じ日本語を使っていますが、言葉が話せる・読み書きできる以上に「文化を理解できているか」を見られる職場が多いです。

下表の内容は実際に私が経験した職場文化の違いになります。

項目脳筋ゴリゴリ系組織仕組み化されている組織
質問言われたことは一回で覚える。間違えると取り返しがつかないので、疑問があったら聞きながら進める。
仕事の覚え方・進め方知っている人に聞きながらOJTで覚える。基準書に全て書いてあり、読みながら進める。
コミュニケーションひとつの事柄から10悟る。食い違いが無いように全て文書化する。
残業仕事が終わらない場合、何も相談せず残業して無理にでも終わらせる。残業するなら理由を説明して申請する。
提案上司の言うことが絶対。
本質的な改善・改良の提案をしても叩き潰される。
得意なこと・詳しいことは積極的に意見を求められる。
仕事の目的言われたことをそのまま実行する。仕事の目的を明確にしてからタスクをこなす。
承認上司のハンコはもらうが、担当者が確認したならそれでOK。
ザル承認。
肝になる部分の説明を求められ、そのうえで承認の可否を判断される。

少し思い返すだけでも、その職場によってまるっきり正反対のことを求められます。

そして転職するたび、脳内リセットしていち早く文化に馴染めるように様子見をしていました。

その会社組織の存在理由が何なのか?

どこを目指して組織運営されているか?

この辺を見極めて就職なり転職をできるといいのですが、面接の限られた時間で全て把握することは困難を極めます。

知人・友人が働いている職場だと、その辺りの情報収集は格段にしやすくなりますが…

就職・転職してみて「自分はこう思う」「これが大切だ」と思うことと、所属した組織の方向性が違うと、自我を抑えて合わせないといけません。

明確な理由があれば納得できますが、そうでない場合は理不尽に感じることでしょう。

理不尽に感じているそこのアナタ!

「いちいちくだらねーことで面倒くせえなぁ」

なんて思っていると、態度に出ちゃいますよ!

転職に対するフットワークが軽くなり過ぎる

転職は、最初の一回目が一番キツイと思います。

逆に言うと、最初の一歩目を踏み出してしまえば二回目はずっと楽になります。

映画「007 カジノロワイヤル」でも、冒頭のシーンで同じようなセリフがありました。

「一人目を殺すのはしんどいが、二人目はずっと楽だ」

こんな感じで一回転職してしまう・出来てしまうと、退職から再就職までの流れのイメージができるようになります。

そして「転職できた」という実績が自信を生みます。

転職サイトやエージェントとの付き合い方もそれなりに分かるようになるでしょう。

何かしらの問題がある職場に勤めていて、本格的に転職活動するわけじゃないけど情報収集だけ…

なんて思って求人を調べてみると、案外良い案件が転がっていたりします。

カジュアル面談で話を聞いて「ちょっと良いかも❤️」なんて思ったら次の選考に進むのは自然の流れです。

昨今の人手不足もあり、企業側もかなり採用意欲が旺盛なので、リップサービスがすごいことも多々あります。

「今の職場は俺に会わない」

とか思っていると、採用担当やエージェントの口車に乗せられて最終面接までまっしぐらです。

環境に適応できなくなり、職場の悪いところが目につく

「あーハイハイ、こういう感じね」

「普通は◯◯なのに、なぜこうやってるの?なぜこうしないの?」

「こんな事も知らない・できないの?」

こんな感じで自分の置かれた環境に適応できなくなり、周囲への不満が出てきます。

マウント取りだすともう最悪です。

【オマエこんなことも知らないのおじさん】の出来上がりです。

当たり前のことですが、転職してきたアナタは転職先の組織では一番の新米であり、何か改善提案するにしても、その際の言い方・伝え方には細心の注意を払うべきです。

(↑過去の自分に言っています・・・)

転職先にて「何か改善点あったらどんどん提案して下さいね」なんて上司に言われて、あそこがダメここがダメと言ったところで反感を買うでしょう。

その上司からは【その職場・組織でも実行可能そうな】改善提案を求められています。

転職してきたアナタに期待するのはそこです。

他の職場と今の職場、両方知っているから聞きたいんです。

今までと全く方向性の違う改善やダメ出しは、その職場を深く知らない外部コンサルの仕事です。

こちらはトップダウンで物事が進むので「社長や役員がこう言っているから・・・」と上司自身のメンツも立つうえ、コンサルに文句も言いやすいです。

しかし新米のアナタは外部コンサルではないし、立場も誰かの部下になると思います。

その職場で働かせてもらっていることへの感謝の気持ちは忘れず、改善点を見つけても「そのようになっている背景から教えてもらう」くらいの姿勢でいると失敗が少ないでしょう。

【対策】柔軟性+成長意欲+今までの知識経験を活かす

記事を書いていて改めて気がつきましたが、総じて20代とかの若い世代が転職市場で人気な理由に合点がいきました。

脳みそが柔軟で思考が素直、成長意欲も旺盛とくれば「35歳転職限界説」にも頷けるし、ある程度の説得力があるのだと思います。

35歳以上になると、普通に仕事頑張ってる人だったらそれなりに実績あるし、その仕事に関してはすごく詳しいんですよね。

転職するにしても、転職先の職場が今まで積み上げてきたものを活かす方向で、何か提案なり工夫をすると重宝がられるのかなぁと感じます。

【柔軟性と成長意欲+今までの知識経験】

これが中途採用に求められる事柄と思います。

なんか当たり前のこと書いてますが、自分が過去経験した面接でもコレを上手く伝えられた応募先からは内定をもらえた事が多かったです。

しかし設計・開発職における転職は、取り扱うモノが変わるとこれまで積んだ経験を活用できる範囲が限られるのも事実であり、難しいところです。

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